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2005.12.26

オーバーエージ枠

国体改革(スリム化)により、大分国体から1チーム11人になることは以前から報道さ
れていましたが、その中でオーバーエージ枠も検討されているそうです。
具体的には、大学生以上年齢の当該地出身者3名までを加えてチーム編成が可能とい
うことです。
趣旨としては、競技力のレベルアップ、選手の競技年齢の延長、OB選手の出身地への
帰属、地元競技環境の活性化などがあるようです。

さて、この制度がどのように効果、影響を及ぼすでしょうか。
オーバーエージ枠についての情報は、「水球通信2005年12月号」および「大分県水泳
連盟の会議資料」より。

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2005.12.19

FINA新ルール

今夏の世界選手権後にFINAからルール変更について発表があり、国内でもその対応について検討がなされているところです。先日の上級コーチ養成講習会での少し話題にさせていただきましたが、いくつかの変更点とそれに応じて水球がどのように変わるか予測してみました。2005年ジュニアワールドにおける試行の分析結果を簡単にまとめてみました。「05WPRules.pdf」をダウンロード

1.7m線(緑)が廃止、4m線(黄)が5mに変更。
このフィールドラインの変更により、フリースロー直後の直接シュートがこれまで7m以降だったのが、5mになります。きっと作戦としてゴール正面5m付近でフリースローをもらってこのシュートを狙う作戦が多くなると思います。

この秋アルゼンチンで行われたジュニアワールドでもこのルールが試行されましたが、チームによってこの作戦を多発するところと、これまで通りフローターへ入れて退水誘発狙いでノータイム寸前だけ5mシュートを狙うのがあるように見受けられました。4試合分合計の統計ではシュート確率は2/18と低かったのが現状です。
映像を見ると、強いチームはこのルールを熟知したディフェンスのハンドアップがきっちりと行われていました。また、ディフェンスの接近しすぎで退水が起きたり、それを狙ったプレーなども見受けられ、攻守共に見逃せないルール改正点には間違いありません。

また、ペナルティースローが4mであったのが5mになります。この1mも大きく、2004年ワールドリーグでの試行においては結構はずしているのをみました。しかしこのレベルでは慣れが大きいのではと感じました。

2.1ピリオドが7分から8分に延長。
これに関してのデータはありませんが、間違いなく泳力が大きく影響してくるでしょう。しかも泳持久力のような体力面が試合の後半に大きく影響するものと思われます。試合全体へのペース配分も少し変わってくるでしょう。その辺を考慮した持久力向上のトレーニングが必要になることは間違いありません。また、13人の選手の使い方も重要だと思われます。一時に出場できる選手は7名ですが、うまく選手交代をしていけば体力消耗も緩和できると思います。1日に2試合ある場合を考えるとそのような起用法はさらに重要になるかと思います。

そして、2Pと3Pのピリオド間が2分から5分、延長前後半間も2分になるので、そこでの戦術確認や休息の取り方も後半戦に影響を及ぼすことができると思います。
しかし、国内大会が試合の時間延長に対応できるかどうかは、まだわからないところです。この時間通りに試合を行うと、1試合60分以上かかると思われますので、例えば国体初日など8試合を実施することは難しくなってきます。

3.攻撃時間が35秒から30秒に。
これも、戦術とトレーニングにおいて重要なルール変更になります。
5秒の攻撃時間短縮が実際どのように影響を及ぼしたか、同じくジュニアワールドで検証してみました。
攻撃の流れは様々ですが、ジュニアワールドレベルでは、セットするまでの時間はさほど変わっていませんが、セットしてからフローターにボールを入れるまでに各ポジションでボールを回す時間や、セットしてからフローターにボールが入らずミドルシュートを打つまでの時間が短くなっているようです。

しかし、これはジュニアワールドレベルの泳力があり早くセットできるレベルの話。国内の全国レベル以下では、きっとセットまでに時間がかかっている上に、さらに攻撃時間が短くなると攻撃する時間がなくなるはず。ピリオド時間延長とあわせると、疲労が蓄積され泳げなくなる上に攻撃時間がなくなるとさらにセット攻撃の組み立てが困難になるのではと思います。

また、ルール改正で変わった内容ではありませんが、フローターにボールが入らずして退水になるケースがジュニアワールドと国内の試合ではかなり差があることも明らかになりました。フローターにボールを入れる時間がないなら、ゴール前の位置争いで退水を誘発する技術も必要だと感じました。

個人的には、年齢やレベルにより攻撃時間を据え置くとか、フィールドを狭くして試合を行うような運営も必要かなと考えます。年齢やレベルで普及や向上していく方法が考えられればなと思います。

4.ディフェンスのシュートブロックでゴールライン外にでると、ゴールスローに。
間違いなくカウンターアタックを狙いやすくなると思われます。スペインチームなどは明らかにその傾向が強かったです。ディフェンスのハンドアップがしっかり行われていると審判とゴールジャッジ泣かせになるでしょう・・
攻撃時間が短くなるのと合わせて、カウンター主体のチームは有利になるのでは?

5.両手によるシュートブロックは退水。
世界トップレベルでは、退水ゾーンではほとんどが両手を挙げてシュートコースを防いでいました。国内では大学上位レベルで見られましたが、全体的に両手を上げていた状態ではなかったと思います。ですから全体に影響するルール改正ではないかもしれません。
しかし、5mシュート、セット攻撃のミドルシュート、退水攻撃に対するディフェンス時などでゴールキーパーを中心に複数プレーヤーによるハンドアップを連携してみてください。

さて、国内ではどのように取り扱い、水球はどのように変わっていくのでしょうか???

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2005.12.13

女子NZ遠征メンバー発表

日本水泳連盟のHPに、ニュージーランド遠征(1/15-18)のメンバーが発表されています。

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2005.12.04

動く水球マニュアル第2弾

青柳選手からDVDの情報をいただきました。
「ITATr.png」をダウンロード
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今回ご連絡させていただきましたのは、DVDプロフェッショナルへの道・動く水球マニュアル第2弾「イタリアンベイシックトレーニング」が完成しましたのでご連絡いたしました。

DVDシリーズ第2段は、イタリアンベイシックトレーニングです。
世界最高峰と言われるイタリア=セリエA。その中で活躍するイタリアジュニア代表チーム監督、コーチがロンバルディア州でのコーチング研修会を開いたもので、水中の基礎練習を収録したものです。
今回紹介するのは、ベルガモ水球チームの12歳〜13歳のジュニア選手が対象に行われ、青柳勧がイタリア語を完全和訳しています。
これらの基礎水中トレーニングは私たちのシニアの世代でも行われ、選手のパフォーマンス向上はもちろんのこと、意識向上にもつながることでしょう。

価格につきましては、第1巻と同様10000円(学生割引5000円)です。
お申し込みにつきましては、ウォーターポロマガジンとの協賛が切れましたので、こちらのメールへご返信していただけるようお願いいたします。
その後、振込先をお送りいたします。

なお、これまでウォーターポロマガジンとの協賛により、連絡及びご申し込みの不自由、不手際が生じましたことを深くお詫びいたします。誠に申し訳ございませんでした。
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また、青柳選手のブログも開設されています。

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