« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006.08.31

日本選手権のゲーム分析解説3

*フローターについて
センターライン強化が叫ばれている中、男子では星合郊(三建30)、若松弘樹(早稲田大)、西栫尚史(全日体大)がこのポジションから多くのシュートを放った。それぞれの選手の試合の得点/シュート数は、2/8、2/5、1/6であった。女子は河崎茉里(聖徳ク)、山崎 茜(藤村SS)、中野由美(東女体大)が、それぞれ3/7、4/5、3/5であった。また、このポジションではパーソナルファウルを誘発することも現代水球では大きな役割となっているが、フローターポジションだけで誘発したものをみると、男子では星合郊(三建30)と小山内将弥(早稲田大)がそれぞれ3試合で3回、女子では田中真琴(日体ク)が3試合で7回、中村南海子(聖徳ク)が4回獲得している。

*個人得点ランキングと上位者の得点パターン
男子では、筈井翔太(早稲田大)がカウンターアタックを中心に3試合で13点をあげ、他選手を引き離し得点王となった。続いて、田中宏児(三建30)はオールラウンダーな活躍で9点を獲得。女子では、カウンターアタック以外で満遍なく得点を挙げた中野由美(東女体大)が17点をあげ得点女王となった。続いて、加藤蓉子(藤村SS)がカウンター等で高い成功率をあげ14点を獲得。3位以下も各選手の得意パターンと共に表2、3を参照されたい。

*ゴールキーパーについて
男子の平均セーブ率は48.9%(152/311)で、女子の36.2%(100/276)よりかなり高い値であった。括弧内は、セーブ数/ゴール内シュート数を表す。ゴールキーパーのセーブ率はディフェンスとの連携がうまくいくと高くなるので、強いチームのゴールキーパーほどセーブ率も高くなる傾向がある。男子は江口朝永(全日体大)の65.2%(30/46)、棚村英行(早稲田大)の58.3%(21/36)、大島 仁(日体倶)の53.2%(33/62)と続き、女子は奥山睦美(日体ク)の50.0%(26/52)、冨山薫美子(聖徳ク)の50.0%(10/20)、長沼久仁子(藤村SS)の45.0%(18/40)と続いた。

終わり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.30

関東学生リーグ8/25-27

8/25
<男子1部>
国際武道大学 15-6 新潟産業大学
仙台大学 13-8 中央大学
日本大学 4-15 日本体育大学
早稲田大学 8-5 専修大学
<男子2部>
東京大学 14-8 慶應義塾大学
筑波大学 21-1 学習院大学 (3Pコールド)
成蹊大学 12-7 首都大学東京

「060825KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

8/26
<男子1部>
日本体育大学 21-3 専修大学
日本大学 13-9 早稲田大学
仙台大学 12-9 新潟産業大学
中央大学 15-14 国際武道大学
<男子2部>
筑波大学 24-4 慶應義塾大学 (3Pコールド)
東京大学 8-12 成蹊大学
学習院大学 15-10 首都大学東京
<男子3部>
上智一橋連合 6-15 成城大学
防衛大学 7-0 東京工業大学
<女子>
東京女子体育大学 24-0 日本女子体育大学 (2Pコールド)

「060826KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

8/27
<男子1部>
仙台大学 9-7 国際武道大学
日本大学 17-8 専修大学
日本体育大学 7-7 早稲田大学
中央大学 14-9 新潟産業大学
<男子2部>
筑波大学 20-5 成蹊大学
東京大学 22-2 首都大学東京
慶應義塾大学 20-10 学習院大学
<男子3部>
防衛大学校 11-8 成城大学
上智一橋連合 7-12 東京工業大学

「060827KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.29

日本選手権のゲーム分析解説2

*5mシュートの影響
フリースロー後の5mシュートは、有効な戦術と期待されたが、1試合当たり各チーム男子1.2本、女子1.9本が試みられ、それぞれ0.3本、0.6本が得点に結びついただけに過ぎなかった。これを試みた選手は、全出場選手のうち男子14人、女子16人であるが、得点したのは男子4人、女子8人であった。田中宏児(三建30)が3本撃ち2本成功、行天朋加(聖徳ク)が6本撃ち3本成功している。

*退水数について
国内大会におけるパーソナルファウル(退水+ペナルティ)誘発数は、国際大会に比べて、1試合当たり3~4回少ない傾向がある。ピリオド時間が8分間になったことで退水数は増加すると予想していたが、昨年より男女とも0.2~0.3回の増加に留まっている。そして退水を誘発するプレー内容についてであるが、国際大会では、3/4近くがフローターポジションで退水を誘発しているのであるが、今大会の男子で31%(27/88)、女子で39%(34/87)とフローターで退水を誘発する割合が少ない傾向にあった。フローターで退水を誘発する展開を身に付け経験することが、代表選手やそれを目指す選手にとって国際大会で戦うための課題である。
誘発数の多い選手は、男子では佐藤太一(全日体大)が精力的に動き回るプレーで8個の退水を誘発し、根井亮輔(秀明英光)も早稲田大学相手に1試合で5個の退水を誘発した。女子では田中真琴(日体ク)がフローティングを中心に3試合で9個を誘発、山崎 茜(藤村SS)もターンオーバーやドライブで7個を誘発、チャンスを演出した。

続く

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.28

日本選手権のゲーム分析解説

インターハイが終わったばかりですが、国体の組合せも発表されました。インターハイのゲーム分析も整理しなければなりませんが、7月に行われた日本選手権と全国女子水球のゲーム分析概要を報告させていただきます。水球通信7月号に掲載させていただいた内容ですが、インターハイ・国体と今年の高校水球も日本選手権と同じ観点でまとめてみたいと思います。データは、日本選手権・全国女子水球分析ページをご覧ください。

*試合時間の延長について
試合時間がピリオド8分になったことで、どれくらい攻撃回数が増えたのであろうか。攻撃回数は、シュートを撃つ、退水を誘発するなど30秒計がリセットされるまでを1回とカウントしている。表1をご覧いただきたい。攻撃回数は1試合平均で、男子54.4回、女子53.6回であった。昨年の旧ルールでの試合から、男子が約8回、女子が約13回増加した。しかし男子では、顕著な得点増加にはつながっていないようだ。女子はフィールドが25mになったことが、攻撃回数、シュート数、得点増につながった。
今年の両大会における1回戦では、出場チームの実力差が明らかな対戦カードが多かった。特に女子1回戦はいずれも10点以上の得点差で、カウンターアタックで多くの得点が決まっていた。試合時間の延長は、実力差のある対戦では大量得点差を引き起こすことになるであろう。

表1「0607JapanData1.pdf」をダウンロード

*攻撃パターンの変化は
表2に日本選手権における攻撃プロフィールと得点ランキングを、表3に全国女子水球における攻撃プロフィールと得点ランキングを示した。昨年と今年の1試合平均を比べてみると、時間延長による攻撃パターンの変化は、男女ともにミドルシュートの増加につながっているようである。昨年の大会と比べると、1試合平均で4本もミドルシュートを打つ機会が増えている。

表2「0607JapanData2.pdf」をダウンロード

表3「0607JapanData3.pdf」をダウンロード

続く

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.24

水球ニュースリリースの一部変更

水球ニュースリリースに掲載の1部リーグのリーグ表のチームの並びが一部変更になりました。
昨年度の順位を元に上から並ぶのが正しいので、日体大と日本大の並びが逆になります。

結果内容には変更はないようです。

「060824KantoStudentLeague.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.21

関東学生リーグ8/18-20

8/18
<男子1部>
早稲田大学 18-5 国際武道大学
専修大学 11-6 新潟産業大学
日本大学 12-4 仙台大学
日本体育大学 22-2 中央大学 (4Pコールド)
<男子2部>
成蹊大学 3-18 筑波大学
慶應義塾大学 8-8 東京大学
首都大学東京 1-21 学習院大学 (4Pコールド)

「060818KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

8/19
<男子1部>
仙台大学 15-8 新潟産業大学
中央大学 13-9 国際武道大学
日本体育大学 15-6 早稲田大学
日本大学 13-6 専修大学
<男子2部>
慶應義塾大学 5-8 成蹊大学
首都大学東京 1-22 筑波大学 (4Pコールド)
東京大学 18-5 学習院大学
<男子3部>
成城大学 1-15 防衛大学校
東京工業大学 8-9 上智一橋連合
<女子リーグ>
東京女子体育大学 26-1 日本女子体育大学 (2Pコールド)

「060819KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

8/20
<男子1部>
中央大学 18-5 新潟産業大学
仙台大学 15-9 国際武道大学
日本体育大学 23-8 専修大学
日本大学 11-11 早稲田大学
<男子2部>
筑波大学 22-0 首都大学東京 (2Pコールド)
東京大学 13-4 学習院大学
成蹊大学 7-8 慶應義塾大学

「060820KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.20

秀明か前商か?

インターハイは、いよいよ決勝戦が行われます。
決勝戦には、埼玉栄との同県対決を接戦の末制した秀明英光と、富山北部をねじ伏せた前橋商業が進出します。秀明はオールラウンドプレーヤー根井が中心となりかき回せば、前商は強力フローター柳瀬へボールを集める展開。今年の関東でも何度か対戦しており、手の内を知り尽くしている同士の対戦は、まさに高校水球界の頂点を決めるのにふさわしい対戦です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.19

インターハイは準々決勝へ

インターハイは2日目を終え、ベスト8が出揃いました。
シード4チームは順当に勝ち上がり、今日は秀明英光対鳥羽、埼玉栄対山形工業、前橋商業対金沢市立工業、富山北部対尼崎北の準々決勝4試合がまず行われ、その後準決勝2試合まで行われます。
シードのうち、関東勢3チームは、これまでの戦いで、試合開始と当時に怒涛の攻撃をみせ得点を引き離していっています。相手のペースに乗らず先制パンチといったところでしょうか。
そのペースに乗らず、自分のチームのペースに引き込めるかといったところが、対戦チームのポイントでしょうか。もうひとつのシード富山北部は、昨日は少し決定力不足なのが少し心配でしょうか・・・
今日も白熱した6試合が行われます。ゲーム分析結果を掲載していますので、ご覧下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.14

関東学生リーグ8/12-13

8/12
<男子1部>
日本体育大学 10-5 仙台大学
早稲田大学 19-9 新潟産業大学
日本大学 20-6 国際武道大学
専修大学 16-11 中央大学

<男子2部>
東京大学 3-17 筑波大学
成蹊大学 22-3 首都大学東京
慶應義塾大学 22-5 学習院大学

<男子3部>
防衛大学校 10-1 東京工業大学

「060812KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

8/13
<男子1部>
日本体育大学 20-0 新潟産業大学
3Pコールド
日本大学 12-10 中央大学
早稲田大学 16-9 仙台大学
専修大学 15-13 国際武道大学

<男子2部>
慶應義塾大学 23-5 首都大学東京
成蹊大学 3-9 東京大学
学習院大学 4-24筑波大学
2Pコールド

<男子3部>
防衛大学校 13-4 上智一橋連合
成城大学 6-4 東京工業大学

「060813KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.11

関東学生水球リーグ1日目

<男子1部>
日本大学 19-3 新潟産業大学
日本体育大学 21-1 国際武道大学
専修大学 13-12 仙台大学
早稲田大学 13-7 中央大学

<男子2部>
筑波大学 24-4 慶應義塾大学
成蹊大学 14-1 学習院大学
東京大学 22-2 首都大学東京

<男子3部>
成城大学 2-6 上智一橋連合

結果は、学生委員会関東支部水球実行委員会からいただきました。
「060811KatoStudentLeague.pdf」をダウンロード

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.08

ワールドリーグのストリーミング再生

日本が初出場したFINAワールドリーグは、ファイナルラウンドを終えました。
この大会、世界への水球の普及を目的にしていますので、テレビ放送も行われています。
インターネットでは、ストリーミング放送も行われており、FINAのウェッブサイトからは、現在でもファイナルラウンド10試合ぐらいを視聴できるようです。 
FINAのサイトのこのページから  表の各試合の右にあるwmvをクリック
ウィンドウズメディアプレーヤーを利用してみることができるようです。
パソコンのスペックや通信速度にも左右され、画面を大きくすると荒くなりますが、それなりに楽しむことができます。
最終ランキングは、
1 セルビアモンテネグロ
2 スペイン
3 ギリシャ
4 オーストラリア
5 アメリカ
6 フランス

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大阪インターハイゲーム分析ページ開設

8月17日~20日に大阪プールで開催される全国高校総体では、ゲーム分析を実施します。
日本水泳連盟水球委員会及び開催地実行委員会のお力添えにより、例年通り、ゲーム分析結果をいち早くウェッブサイトでご覧いただけるようにいたします。

ゲーム分析結果のウェッブサイト

それにしても今回の1・2回戦の組合せでは、
福岡工業 対 鹿児島南
長浜北星 対 鳥羽
秋田西  対 山形工業
などの同地区同士の組合せがあり、少し残念な気がします。
しかし各シードのブロックにも強豪が振り分けられ、熾烈な戦いが繰り広げられると思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.08.01

JO九州予選B区分は沖縄が圧勝

JO九州地区予選のB区分は、沖縄フリッパーズが圧倒的な強さで優勝。

琉球新報
沖縄タイムスの記事
記事には全国大会は辰巳とありますが、京都アクアリーナの間違いのようです。

全結果は、大分水球ページでご覧になれます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »