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2007.03.01

続々・欧州選手権データ

4.退水分析
・1試合で18.9個の退水がレフェリーによって判定される。・・・<ちなみに今年度の国内主要大会では、7.2~11.4個>
・そのうち12.8個はフローターポジションで起こる。(全体の68%)・・・<明らかに世界のトップと国内試合を比べるとこの部分が違います。>
・カウンターアタックで2.4個(13%)、セットプレーで1.6個(8%)、ドライブで1.2個(6%)、その他にも5mシュート時で0.5個などが起こる。
コメント:
・フローターポジションでの退水は、割合が多く重要な局面である。
・ドライブを仕掛けるよりもスタンディングで動かない水球が行われているので、ドライブによる退水はたったの6%に留まっている。<これが世界の傾向になっている>

5.ペナルティ分析
・1試合平均で1.4個のペナルティが起こる。ちなみに国内主要大会では1個以下。
・内訳は、フローターで0.9個(65%)、カウンターで0.2個(15%)、退水中で0.1個(10%)が起こる。

6.ターンオーバー分析
こちらは国内ゲームと少し分析方法が違うので比較はできませんが、
・1試合で28.9回のターンオーバーが起こる。
・内訳は、ディフェンスによるボールスチールが11.3回(39%)、オフェンスファウルが8.1回(28%)、パスミスが4.9回(17%)、ノーシュート(30秒オーバー)が3.8回(13%)、アンダーウォーターが0.8回(3%)

7.オフェンスファウル分析
・1試合で8.1回のオフェンスファウルが起こる。
・内訳はフローターポジションで4.9回(60%)、6対6のセット時で1.6回(20%)、5mシュート時で0.6回(8%)、カウンターアタック時で0.5回(6%)など

8.ボール保持に関するファウル分析
・退水時の43%が攻撃選手がボールを保持している時で、57%が保持していない時である。
・オフェンスファウル時の38%が攻撃選手がボールを保持している時で、62%が保持していない時である。
コメント:
・攻撃選手がボールを保持していない状況で多くの退水やオフェンスファウルが起こっていることは注目すべきことである。<ボール非保持での退水が多いのは分析で出していましたが、さらに多い結果となっています。>

9.攻撃時間の分析
試合中にアクションが起こる時間帯は以下のような割合である。
・20~25秒(25%)、15~20秒(23%)、25~30秒(22%)、10~15秒(16%)、0~10秒(14%)
コメント:
25~30秒でアクションが起こる割合が22%しかなかったのは注目すべきことである。30秒の攻撃時間を有効に使って攻撃しているのは5回に1回しかないということである。攻撃時間が35秒から30秒に短縮されたけれども、各チームは最大限有効に使っていないことを示している。<スピード化を狙ったルール改正ですが、もうワンテンポ回しができるということでしょうか? でもこのルールはトップレベルでないチームにとっては、しっかり攻撃ができなくなってしまったルールだと思うのですが・・・>

以上、分析結果の簡単な訳でした。私見は<>内に。
データはWaterlolonline.comにあります。
右側の英語バージョンのPDFファイルです。

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